【マレーシア旅行記】ブルーモスクは素敵だったけど案内のおじいさんはちょっと親切すぎ

クアラルンプール郊外にある、ブルーモスク(スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク)

世界で4番目に大きいと言われているそうで、通称名どおりのブルーがステキな大きなモスクです。

クアラルンプールの中心地からは車で40分程と少し離れていて不便な場所にありますが、行く価値アリです。

私たちはタクシーで駐車場まで連れてこられたものの、どこから入れば良いか分からず…お祈りに来た人や関係者はいろいろな入り口からどんどん中に入っていくけど、観光客が入れる感じはしなくてしばらく迷いました。観光客はモスクの正面玄関から入ります。

受付案内所らしき場所があり、靴を脱ぐと、おじいさんが近づいてきてロッカーに靴を入れ、私と半ズボンを履いてた息子に青色の服を着るように指示してきました。私は頭に水色のスカーフも被らなくてはいけないです。半袖ミニのワンピースを着た幼児の娘はそのままでOKだそう。それにしてもこの服暑いです!イスラムの人って毎日大変なんだなぁ。

着て待っていると、バラバラと観光客が集まってきました。同じように指示されて着替えています。よく見ると全員日本人!ツアーで来た様子でもなく、偶然集まって来た感じ。

日本人10人くらいのグループができ、さっき指示してきたおじいさんが案内してくれるみたいです。案内はもちろん英語ですが、冗談ばっかり言ってテンション高め。

中に入ると、まずはお清めの部屋。ここで体を洗って清めてからお祈りをするそうですが、広い水場でさすがモスクって感じですね。「ここで体を洗わないと罰金だ」などとおじいさんは冗談を言ってます。

広いお祈りの部屋の柱下にはコーランも置いてありました。

上にあがると、外の青色のドームの下らしく、青色のステンドグラスでブルーの景色。すっごく美しいです!

下に降りると、日本語の勉強?の部屋や結婚の部屋などもありました。

外の通路の所に水飲み場(ボタンを押すと水が出る機械)があったんですが、おじいさんがコップに水をついで娘にすすめてきました。いや、さすがにこの水は怖いでしょ~!娘が拒否したら、私に渡してくれました。えっ、えっ、私が飲むの!?・・・ごめんなさい、怖くて飲めませんでした。。。(どうやら疲れただろうからって、子連れの私たちに気を遣ってすすめてくれたらしいんですが)

すると今度はどこから取り出したのか、ニットのような帽子を娘の頭にかぶせます。何、この帽子~?小さ過ぎて頭に入らないし、絶対に新品じゃないし…とりあえず持ってて、最後に返そうとしたら「あげる」と言われ、イヤイヤ・・・絶対にいらないです!(いちおう被ってみましたが全く入らないです…)

結婚式の部屋では、全員に写真を撮ってあげると言ってくれ、家族で撮ってもらったんですが・・・指は入っているし斜めだし、とにかく下手すぎ!

モスク内ってこんなに広いんですね、いろんな部屋がたくさんあって、1周まわるのに40分ほどかかりました。まだまだ他にも部屋があるそうです。

元の所まで戻って来て、着ていた服を脱いで終わりで、私は汗っかきじゃないので大丈夫だったんですが、ポッチャリした方たちはスカーフまで汗が染みてました。わぉ!そのまま乾いたら次の人なんですね…心配な方はスカーフ持参が良いかも?

最後に案内のおじいさんが、ペットボトルの水を持っていけとしつこく言ってきます。そして案内所に入れと言います。どうやら寄付をお願いしたいようですね。「寄付金箱」と漢字で書かれています。モスク自体は無料なので、ご自由にしたら良いと思いますが。

案内のおじいさんはちょっとどうかと思いますが(笑)、ブルーモスクは本当に素敵な場所でした。

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