2022年に愛知県長久手市にジブリパークが開業するにあたり、基本デザインの発表がありました。
去年はレゴランドとイケアのオープン、最近は名古屋城周辺に金シャチ横丁ができ、名古屋は観光地化してきました。それでもまだまだダサイ雰囲気から脱出できな名古屋ですが、ジブリの世界的にも大人気なテーマパークが愛・地球博の跡地にできることが決まり、かなりの期待をしています。
5000RT:【ワクワク】「ジブリパーク」5エリアのデザイン公開https://t.co/P5lwlO4m8a
『もののけ姫』の「タタラ場」をモチーフにした建物や、『耳をすませば』に登場するアンティークショップ「地球屋」も再現される。 pic.twitter.com/hpFziKyvqL
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 25, 2018
ジブリパーク基本デザイン概要
スタジオジブリ提供の5つの基本デザインとは?
1.青春の丘
公園入口に既存のエレベーターを「ハウルの動く城」を連想させる西洋建築に改装。
「耳をすませば」に登場する骨董品店「地球屋」を再現。
2.ジブリの大倉庫エリア
今年の夏に営業終了の温水プール跡地を利用
ジブリ映画を上映するシアターやレストラン、子供の遊び場、展示品収蔵地下倉庫などをまとめた大型の室内エリア
ねこバスの展示も?
3.もののけの里エリア
「もののけ姫」に登場する製鉄所「タタラ場」や「タタリ神」「乙事主」などのキャラクターのいる里山をイメージ。現存する田畑や竹林を生かしながら整備
4.魔女の谷エリア
「ハウルの動く城」の城と「魔女の宅急便」のキキの実家「オキノ邸」を再現
乗り物などのアミューズメント施設のある空間
5.どんどこ森エリア
「となりのトトロ」がテーマ。現在ある「サツキとメイの家」を中心に森の散策路に整備
サツキとメイの家は、大人510円/4歳以上、中学生以下250円。予約制又は当日受付になっています。もう何年も経っていますが、忠実に再現してあり、現在でも人気です。
他のテーマパークとの違い
・日本のアニメのテーマパークは他にない
・乗り物中心ではなく、映画の世界の自然を体で感じられる
・映画の中に出てくるものがジブリ監修の元で忠実に再現される
・エリアが離れた場所に作られていて、自分の足で歩かなければいけない
期待できるところ
愛・地球博記念公園の都市公園としての機能や自然環境を損なうことなく、公園の歴史的成り立ちや皆様の思いなどにも配慮し、万博後の未利用地や既存施設を有効活用する。
ジブリパークについての基本デザイン概要の基本的な考え方のひとつです。自然豊かな元の場所をそのまま活用し、自然や周りに住む人の事も考慮されていることが嬉しいです。
場所が良い
愛・地球博の跡地のモリコロパークは愛知県民、名古屋市民にも馴染みのある場所。子供の遊び場があり、イベントなども行われることも多いので1年中人気のスポット。
すぐ近くにイケア、長久手イオンなどができ、今一番活気のある場所。
愛・地球博の時にリニモができ電車でも便利、長久手インターも近いことから、遠くからも行きやすい。
昔から青少年公園 ⇒ 愛・地球博 ⇒ モリコロパークと何世代に渡って愛された場所であるので、さらに魅力的になるのは愛知県民にとっては本当にうれしいです。
ジブリの世界観
誰もが知っているジブリの映画。ファンは世界中に広がっていて、年齢関係なく大好きな人が多いです。ジブリパークの構想が発表されただけですでにSNSはザワつきはじめ、待ちきれない人が多いです。
ジブリ美術館もありますが、さらにテーマパークとしての規模、本物の自然と一体化され、よりジブリの世界に近づくことができそう。
乗り物を楽しむことだけに特化するのではなく、アニメの世界の中に入り込んで、見て触れて体で感じたり、写真を撮ったり、自分の好きなように楽しむことができるのも魅力です。ジブリ映画の中に出てくる食べ物なども食べられると思うので、かなり期待が高まります。
何度でも楽しめそう
乗り物特化型のテーマパークだと、行列ができて大混雑になるなど問題がでてきそうですが、雰囲気を楽しむジブリパークのようなので、乗り物に乗らなくても満足できそうです。
私と息子がUSJのハリーポッターエリアが好きで、アトラクションに乗らなくても映画の世界に入りこんだ気持ちになって、ずっと滞在できるんですが、そんな感じになるのではないかと思います。
全国各地、世界中から観光客が来る
世界のジブリですからね、全国各地だけでなく、世界中のファンが集まると思います。
熱狂的なファンが何度も足を運んでくれそうですね。
モリコロパークは広い!
愛・地球博の跡地はとても広く、200ヘクタールあるそうです。USJが54ヘクタール、レゴランドが13ヘクタールなので、ものすごい規模ですね。と言っても森が多くを占めてそうですが…
今回発表されたエリアだけでもとても1日で周るのは大変そうです。整備されたモリコロパーク部分だけでも広いのに、愛・地球博の時の跡地はまだ手つかずのままの所も多いです。まだまだエリアは広がっていきそうです。
不安なところは・・・?
監修はスタジオジブリになります。整備と運営は愛知県。きちんとスタジオジブリが監修して、それを愛知県がどれだけ忠実に再現できるか?どれだけ映画の世界に入り込める世界が作れるのかが一番の課題だと思います。中途半端だけはやめて欲しい。
愛知県の大村知事がかなり力を入れている事業になりますが、レゴランドの時も名古屋市の河村市長が誘致に力を入れていた覚えがあります。レゴランドはオープン後からいろいろ叩かれ、入園料については河村知事も後に「高すぎる」とこぼしていたり、ちゃんと話し合っていたのか疑問もあります。
愛・地球博の敷地はとっても広いので、現在ある「サツキとメイの家」は、駅からかなり遠い場所にあります。園内バスに乗れれば歩かずに行けますが、ジブリパークができてからはどう周れるようにするのかも問題ではないかと思います。「ジブリの大倉庫エリア」までは駅からも近いモリコロパークでも中心なので行きやすいですが、他のエリアを全部歩いて周るのはキツそうです。広いエリアでバス渋滞などを引き起こさないようにしてもらいたいですね。
入園料などは未定ですが、できれば比較的安く抑えていただき、食べ物やお土産にお金を使えるようにしていただけると何度も行きたくなりますね。
そろそろ「愛知県ってスゴイ!」「名古屋ってスゴイ!」って言われる場所にしてもらいたいですね。なんとなくいつもボロカス扱いな感じが否めない名古屋なので・・・2022年に期待したいです!あと4年ですね。