ラクスパガーデン名古屋はダメ人間になれる!ストレスがたまっている人は行くべし

名古屋市名東区に2018年6月にオープンした、らくスパガーデン名古屋に行ってきました。

1日楽しめる温泉施設と言うコンセプトで、他のスーパー銭湯に比べて入場料は高めに設定されていますが、本当にその価値はあるのでしょうか?

ラクスパガーデン名古屋

ラクスパガーデン名古屋は、極楽湯のRAKU SPA ブランド3号店です。極楽湯は北海道から九州、海外まで店舗を広げるスーパー銭湯なんですが、その中でもRAKU SPAは『楽しむ』『癒される』『大人な空間』要素を盛り込んだ新しいスーパー銭湯です。

名古屋市内ですが、平和公園にも近い緑豊かな場所にあるので、施設は広くてお風呂からは緑が見えます。

地下から湧き出る温泉を使っているので、本物の温泉(一部のみ)を楽しむことができます。

お風呂の他、岩盤浴もあり、特に漫画の量は漫画喫茶よりもかなり豊富でリラックスできる場所で読むことができるので、漫画目当てでもじゅうぶん楽しめます。

お風呂に入って体をきれいにするだけではなく、心から癒してきれいになれる施設になっていると思います。気持ちも体の内外もデトックスできます。

施設の使い方

西側の道路からは看板が見えにくく入り口が非常にわかりにくいです。毎回間違えて隣のフィールに入ってしまいます。
駐車場に停めて入り口を入ると2階になります。地下駐車場もあるようで1階になります(エレベーターを使う時に何階かわからなくなります)

4階が受付です。靴をロッカーにしまってカギは自分で管理します。受付カウンターでロッカーキーとレシートを渡されます。
入場料は後払いです。施設内で食事やマッサージなどの有料のものは、その都度ロッカーキー(腕につけておく)に登録され、退出時に清算します。お財布を持ち歩く必要はないです。

受付でもらったレシート持って入場バーを通り、奥のカウンターに行くと、館内着と岩盤浴用バスタオル、お風呂用バスタオル、フェイスタオルの入ったバッグを貸してくれます。
カウンター上には歯ブラシも無料で置いてあるので必要な人はもらっておきましょう。

館内着は、5種類の館内着が用意されていて好きな物を選ぶことができます。5種類のうち2種類は女性用のワンピースなので、女性は5種類、男性は3種類から選べます。子供も男の子用と女の子用が用意されています。

まずは、お風呂場のロッカーへ行き、お風呂へ入る又は館内着に着替えて岩盤浴やリラックスルーム、レストランなどへ自由に行く事ができます。

飲食物持ち込み禁止ですが、お風呂場に水飲み場、ロッカーに自動販売機、5階には無料のドリンクコーナーがあります。

温泉って年齢層が高いんですが、らくスパは若い人が多くてビックリしました。平日に行ったからか学生が多かったですね。おじいちゃん、おばあちゃんは少なかったです。階段が多くて結構歩かなきゃいけないのにエレベーターは使いにくい構造になっていて、車いすや足の悪い人には厳しそうな感じがします。

施設を出る時は、受付に戻るまでに借りた館内着やタオルを返すボックスがあるので、全部自分で分別して入れます。
受付の支払い窓口に行ってロッカーキーを渡して清算します。全員一緒でもバラバラでも支払いはOK。
バーコードリーダーのついた紙を一人ずつもらって、機械にピッとして回転バーを開けて出ます。

館内着がおしゃれすぎる!

受付後に自由に選べる館内着がとってもおしゃれです。

京都ブランドのsousouとコラボしたオリジナルの館内着で、和なのに現代風でとってもカッコいです。普通、館内着って地味な物が多くて選ぶ余地もないですが、らくスパでは逆に着たい気持ちにさせてくれます。可愛いもの着れるとテンション上がりますね。

女性に人気は赤の水玉ワンピースでした。半分くらいの人が着てるんじゃないかと思うくらい人気でしたね。紫の花柄ワンピースと男女兼用の館内着が半々くらい。男女兼用はカップルがお揃いとかで着てたりも。女の子グループ、男の子グループがそれぞれ同じ館内着で集まってるのも面白いなと思いました。
2回目に行ったときは、紫のワンピースが人気でした。日によって違うんですね~

ワンピースはしっかりした生地で、お尻やお腹が隠れるのがうれしいです。素肌に着ても胸辺りがパカッと開くことがない作りです。

お風呂で長湯ができる!

もちろんできたばかりなので、キレイなのは当たり前ですが、清潔に保たれてると思います。

お風呂は、内風呂(炭酸の湯・ジェットバス・日替わり湯・水風呂)と露天(岩の湯・絹の湯・壺の湯・座り湯)、サウナ(高温・塩サウナ)がありました。そのうち、天然温泉は内風呂の炭酸の湯と露天の岩の湯の2種類、その他は普通のお湯です。

38~41度くらいでわりとぬるめに設定されていたので、長湯ができるのがよかったです。子供でも入りやすい温度ですね。

温泉と言ってもアルカリ性単純温泉なので、臭いがあったりヌルっとした温泉らしいお湯ではないですが、やっぱり温泉のお湯だと思うと気分が良いです。内湯の炭酸の湯は「しゅわしゅわ」と言う名前がついてるんですが、入った途端シュワシュワ~と体に炭酸がいっぱいくっついてきます。くすぐったいくらいわかりやすいシュワシュワ度です。炭酸泉は血行を良くして冷え性に効くとの事で、万年冷え性の私には嬉しいです。

塩サウナには山盛りの塩が用意されてました。室内温度が低くてあまり汗をかけず、サウナ内が塩だらけになってしまうので、混んでる時は使いにくいなと思いました。(塩サウナって温度が低いもんなんですね)キズに塩を塗ってしまうと「痛~!」ってなります。手があかぎれになっていることを忘れていてかなり痛かったです。顔に溶かした塩を塗ったらツルツルになりました。目の周りはやめた方が良いですよ。

岩盤浴は意外に小さかった。。。

岩盤浴に期待して行ったんですが、思わず「どこ?」ってなっちゃいました。

漫画が読める休憩どころの隣にプラネタリウムが見れる岩盤浴が1つ、低温岩盤浴の扉を開けた奥に2つの岩盤浴場がありました。施設の割に意外に少ないな。

とりあえず全部入ってみました。

プラネタリウムが見れる岩盤浴でプロジェクションマッピングをやってるって書いてあったんですが、ただの投影アニメ?で内容も良く分からず(必要ないと思う)温度がかなり低いのでプラネタリウムの時に瞑想しながら長時間リラックスするのはアリだと思います。

アメジストの房は岩盤浴らしい温度。中は右と左でツルツルの岩板、ストーン敷になっていました。ストーンの上に寝た方が痛くないです。

ロウリュウは一番温度が高い岩盤浴ですが、12時から3時間おきにイベントが発生するので放送が流れます。お兄さん2人ペアが大きなうちわであおいで熱風を送ってくれ大量の汗がかけます。ロウリュウイベントって初めてだったんですけど、ちょっと無理やり感あふれてました。他の施設でも手を叩いて盛り上がったりするのが恒例のようですが、お兄さんたち盛り上げようと頑張れば頑張るほどスベリまくってお客さんの顔が引きつってくる始末…ここの客層は若いから本当に面白いことするか、無理に盛り上げなくても普通に仰いでくれるだけで満足なんだけどな。

21度に設定されたクールダウンができる房もあるので、岩盤浴で熱くなり過ぎたら入ってスッキリ冷えると気持ちがいいです。

それほどどれも広くないので、混んでいる時に岩盤浴をやろうとすると、順番待ちになるかもしれません。この施設の規模にしては狭いなと思います。

漫画が豊富すぎる!

受付前の所から下をのぞくと、ずらりと漫画が並んでいました。さらに岩盤浴のエリア、イタリアンレストランの周りにも漫画が・・・4万冊あるそうです。さすがに新品の漫画ではないですが、1冊ずつビニールをかけてありキレイに並んでいます。これだけあると探すのが大変ですが。戻すのも大変。

普通は漫画コーナーの部屋から持ち出してはいけない感じですが、らくスパではそこら中に座ったり寝転んだりできる場所が作ってあり、お気に入りの場所で読むことができます。みんなクッションやソファーで思い思いにゴロゴロしている姿は家でリラックス状態。とっても無防備です。

極めつけは岩盤浴しながら漫画も読める!低温の岩盤浴があり、真ん中には漫画が並んでいるのでクッションで寝転んで読んでいます。さすがに高温の岩盤浴は漫画禁止ですよ。

リラックスしまくれる!

3~4階までそれぞれ漫画とリラックスエリアが作られているので、どこでも好きな場所に陣取れます。

ビーズクッション、ソファー、ベッド、個室、リクライニングチェアー、子供用エリアなどいろんな場所があって、自分の好きな場所を見つけるのも楽しいです。

特におすすめしたいのが、イタリアンなどが食べられるBARAKUにあるグランピングエリア。テントやハンモックなどもあり、無料のドリンクやBARAKUの料理が食べられます。テントは90分制で週末だとなかなか順番が回ってこないだろうと思いますが、めちゃくちゃおすすめです。
ドリンクとピザをテントの中で食べて、ソファーでごろ寝して漫画を読む。誰にも邪魔されない自由で幸せな時間です。

ハンモックも寝てみました。う~ん、リラックス~♪ふわふわ寝てしまいそうです。

無料のドリンクですが、「フリーコーヒー」と書いてあったので、コーヒーだけかぁ…(私はコーヒーが飲めません)と思ったら、紅茶のお湯も用意されてました。それもティーパック3種類くらいありました。お水もあります。ただしコーヒーはホットのみ無料。アイスコーヒーが飲みたい人は100円で氷のコップを買わないといけません。子供は水くらいしか飲めませんね。

自由にドリンクも飲めて、漫画喫茶に行くより良いんじゃないかと思います。好きな場所で好きな姿勢でリラックスして読んでたら、ダメ人間になれます。

食事はあまり期待できない?

飲食物持ち込み禁止なので、館内で食事をすることになります。

レストランはメインダイニングのGARDEN DININGとイタリアン料理のBARAKUの2カ所です。

GARDEN DININGは、ファミレスみたいな豊富なメニューで席に座って食べることができます。定食などで1000円くらいが目安ですね。うどんなどは500円くらいです。大盛無料などうれしいですが、味は普通です。なぜかここのレストランは食堂っぽくていまいちオシャレ感がないですが…

BARAKUでは、ピザやパスタ、世界のビールなどを飲みながらキャンプ気分が味わえます。今回は580円のマルゲリータを食べたんですが、本格的では全くなくて、焼きが甘くて生地がふにゃっとしてました。でも無料ドリンクが設置してあるので、ホットコーヒーと紅茶は自由に飲めて、ピザ1枚食べればなんとなく満足するんじゃないかと思います。パンなども売っているので、食事は安く済ませたい、マンガ読んでリラックスしながら食事もしたい人は軽い食事がとれるBARAKUがおすすめです。もうちょっと食事を頑張ってもらえると嬉しいですが…

【レストランの詳しい情報】
ラクスパガーデン名古屋のおすすめレストランはどこ?

クルっとメニューを見て回りましたが、こだわった感じはしませんでした。ソフトクリームも「クレミア」なのでいろんな所で見かける妙に高いやつですね。

ダメ人間になって帰れなくなる

行く前は、スーパー銭湯に1500円前後の料金は高すぎるんじゃないのかな?って思いましたが、それなりの価値がありました。

館内着とタオルを貸してもらえ、お風呂場にはシャンプー、リンス、ボディーソープ、洗顔石鹸、ロッカーには化粧水、乳液があるので、本当に手ぶらでOK。女性ロッカーにはダイソンのドライヤーや扇風機なども置いてあります。子供料金でも館内着とタオルを貸してもらえます。

私達は最初にお風呂で体を洗って少しお湯につかった後に、館内着に着替えて岩盤浴に入り、ピザを食べながらおしゃべりして、お風呂に入って出たらもう4時間半過ぎてました。本当はもっとゆっくり漫画を読みたかったんですが、子供たちが学校から帰ってきてしまうので急いで退散しました。

お風呂に入って、部屋着で紅茶を飲みながらマンガ片手にゴロゴロしてたら、もう家になんか帰りたくなくなります。夕飯作ることなんか考えたくない、ここにこのまま夜までいたらいいじゃん・・・ダメ人間でいい。

そう考えると1時間250円なので高くはないです。漫画喫茶より安いですよね~

子連れでも大丈夫です。授乳室やベビーバスなども用意されてました。
自由に過ごせるエリアが広いし、岩盤浴は小学生以下は入れませんが、リラックスエリアと同じフロアなので目を離せられる年齢なら自由にマンガ読ませておけばいいのかなと。漫画を読みまくってる小学生もいました。
うちの子達も連れて行ったんですが、私が岩盤浴をしている間はリクライニングチェアでテレビ観たり、マンガや絵本を読んだりして過ごしてました。夕食を食べて帰ったんですが、子供でもやっぱり帰りたくなかったようです。

まとめ

新しい施設ということもあり、キレイで気持ちよく過ごせました。普通の温泉施設とはずいぶん違っていて、体をキレイにするだけでなく、心から癒される場所です。ストレスがたまっている人にはめちゃくちゃおススメします。

一人でも友達同士でも楽しめる場所で、1日ずっと居たくなります。

入場料が高いので毎日来るのは無理ですが、月に1度くらいはデトックスに行きたいと思います。

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